***『呼吸のクラス10月』の録画参加受付中です!
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先日、今月のクラスも終わり、まだ録画参加は受付中なのですが、今回は、自分的にわりと総集編みたいな感覚でした。
今年も、残りあと約2ヶ月、日数にすると60日とちょっと。
わたし自身はゆっくり進路変更、というか、本来のレーンに戻りつつあるというか、
と言いつつほんとはどこにも寄り道などしていなかったともいえるし、そういった意味でもやはり植物に学ぶことが大きいなあと思ったりしています。
ただ、内面の変化が大きくて、いまは基礎工事中、これから歩く道の整備&装備中という感じでしょうか。
それにしても、人間って、ほんとに変化をきらう生き物だなあと思う。
これまでの土台というか、舞台が変わるというのはほんとにいろいろ変わっちゃうわけだから(ひとからどう見えようと)まずとてもめんどくさいし、
特に頭は、「これからどうやって振舞うんだよ、どんなやり方するんだよ」とうるさいし、
脳は「あ、自分、動き方変わるんすね、ずっとこうやってきたからなあ、、新しい感じに慣れるまで時間かかりますけども?」とかのんびり屋さん気質がむくむく出てくるし、
まったくどいつもこいつもうっせえんだよ! やり方? 知らんがな、行けばわかるさ猪木さんのスピリットだけでいいんだよ! いいから移動すんぞ移動!
と、自分のやる気なさそうな部分に向けて鼓舞というか喝、というよりも圧、
ときには「わかんないよねーたいへんだよねーわかるーわかるよーけどらくになるからさー楽しいほうにいけばいいだけなんだよーいこーいこー」とか、「これまでずっとやってきたんだよねーありがとねーご苦労さまだねー、けどいままでよりもずっとらくで低燃費でかつめっちゃ楽しい感じの動きになるんだよ? だからやってこー新しい感じ、慣れてこー」とかなだめすかし励ましたりと、
この「中心人物っぽい自分」が不安だとか怯えだとかめんどくささに振り回されないようにすることが、非常に大切なのです!
と、強引ではありますが、これが観察と共感、思いやりの視点です^^
まあ、このくらいならいいですが、「自分はだめ、無理、できない」とか「あいつが悪いんだから」とか「わたくしはいつもすごくないとだめなのです」とか「認めてもらえなければ」とかもうたくさんあるので端折りますが、
ひとりだけではない多くの役、その声があるわけです。
たとえば「被害者役」「劣等生役」「優等生役」「世界一の嫌われ者役」「完璧主義者役」とか、まあいろいろあるわけです役が。
今月のクラスは最終的に、この「役」から降りる、まさに「お役御免」みたいなことをやりました。
だってさ、全員の話なんか聞いてたら、ループBYループでどこにもたどりつけないし、なんもできないし、こころの平和やしあわせなんて一生来ない役回りですからね、ひとりはめちゃめちゃこわがってるわ、ひとりはめっちゃ怒ってるわ、ひとりはだんまりだわ、もう全員ばらばらなんだから。
で、いただいたご感想を要約してご紹介させていただきますと、
私は「優等生」の役をやろうとしていたことに気が付きました。
これは兄との関係性で発生し定着したような気がします。
子供のころから私は兄に怯え、抑圧を感じていたのです。
なので絶えず落ち度が無いよう人の顔色をうかがっているのでものすごく疲れるし、なるべく関わりたくないので、私は出来が悪いので頼らないでください、と「馬鹿で何もできない人」の役を作って精神的にもバランスを取っているのだと思いました。
が、一方では私は兄とは違い精神的に安定した分別のある娘という立場で、両親からの信頼も独り占め状態でした。私は兄を人格的にダメな奴、私を人格的に優れた人、とすることで実家での優位な居場所を作っていたと思います。被害者意識もあるので復讐でもあると思います。
そしてこれが成功体験のようになり、結婚した先の家でも優等生になろうと無意識にしていたのだと思います。
そして家以外のところでも「優等生」をやりつつ「馬鹿な人」になって逃げるという作戦を展開していました。
これは役なんですね。
兄については、必要以上に悪者にしてしまったと少し申し訳なく思いました。
今のところ特に好きにもなりませんが、過去の受け取り方が少し変わったというか、「私も結構やり返しちゃったな(汗)」という感じです。
そしてこの役を辞めたら自分はどうなるんだろう。すごく気楽な感じもしますが同時に恐れもあります。何を恐れているのか見てみようと思います。
ここまでご自分を観察できてたらすごいです。
全然ばかなひとじゃないし(笑)。
また、
「役を降りる」
という表現はとても分かりやすかったです。
自分が起こしたことではないという前提が被害者をずっとつくりだしていたということ。
出来事が起こったときに何故こうなったかと必ず理由を考えて
被害者意識が細胞のすみずみまでに染み込んでいることを思う昨今です 苦笑。
というご感想もいただきました。
ほかの方からも、とても興味深い考察や気づき、すべて拝見しています。
また吉田松陰情報やシンクロだったという曲を教えてくださった方、
ありがとうございます!
さて、この「役」ですが、これはもちろんメタファーで、自覚なく一体化している「思考」と「物語、ストーリー」です。
でも、だいたいのひとが観察をして、「自分はこう思っている、考えている」ということに気づけたとしても、「だから?」となってしまうんですね。それが一体化のおそろしさなんです。
そしてエゴの強さ。
以前、マインドをつかってはいけない、とおっしゃっていた方がいましたが、それもまたエゴだし、エゴの自分ではいけない、というのでさえエゴですから^^
果てしのない物語です。そう、物語なのです!
役を辞めたあとについては、クラスでもお話ししましたが、ぽっかり開いた穴に花束を、とは言いませんでしたが、先月のエネルギーで満たしたらいいんです、そして辞めたとて、ぶーつく言ってくる民はまだまだいるでしょう、役も一個や二個じゃないし、一個やってる過程でくっついたものもあると思います。
けれど最初に書きましたが、変化するって、ほんと全自分の移動なんです、引っ越しなんです、引っ越し好きなひとでもパッキングとかはやらないといけないんです。ミニマリストになるとしても、その前にはいろいろ捨てないとだめじゃないですか。
ほんとにねえ、これ定番ですけど、変わりたい変わりたいって口癖のように言ってるひとが、いざ変わるようになってくると途端にこのままでいいとか、変わったってどうせなんとかかんとか、結局腰が引けてしまったりするじゃないですか、怒り出したりね。
けど、そのくらい、ビッグイベントだってことです。
しかも、楽しいイベント。なのに、、です。
自分のことでいうと、9月からヨガの講座を受けてるんですけども、リアルタイムで参加するのが億劫だなと毎回思うんですね、朝早いし。
けど、リアルで参加すると、わたし毎回泣くんです、感動してしまって、からだ、すごい、人間、すごい、自分、ほんとがんばってきたよ、って。
で、今朝も講座だったんですけど、もう億劫って思わなくなりました。
めんどうじゃね? っていう民もまだ自分のなかにいるんですけど、その民がなんか言ってきてもスルーだ、と決めて。まあ、そうしたらなんにも言ってこなかったですが。
結局こわいんですよね、変わってしまったら、その民は消えることになるから。
で、今朝、さすがにもう泣かないだろうと思ってたら、いままでのなかでいちばんの泣きでしたね、そしてずっと「美しい、美しい、美しい」って声に出して言ってました。
世界、ほんとに美しい、人間、ほんとに美しい、生きててよかった、死ななくてよかった、生まれてきてよかったーーーと号泣でしたね。
そして抜群のタイミングで先生がマントラを唱えてくださり、最後は鼻が詰まるほどの泣き。そのあとナディーショーダナのおさらいがあり、鼻、通りましたよね。すげえな神、と思いました。
からだ、ほったらかしにしてたらだめなんですよね、全自分でいないと。
というわけで、まあ今月の振り返りに、あんまりなってないかもですが、
10月のクラスの録画参加、視聴期限は11/5(日)までなので、よければ参加してみてください^^
さて11月ですが、
いまのところ、『呼吸のクラス』は11月6日(月)10:30〜の1回の予定です。
最近、はじめての方が増えてきたので、基本的な呼吸をたぶん2種類くらい。
それと、不安やおそれが出てきたときの対応としての呼吸、そのときの視線、姿勢みたいなものもやろうと思っています。
これは、件の「役を降りたあと」の不安や空っぽ感にもいいんじゃないかと思います。
そしてたぶん最終週に、『自分の声を聞くワークショップ』をやる予定です。
これは2回か3回に分けて、それぞれ別の聞き方をやろうかなと思っています。
なぜかというと、聞き方の得意分野みたいな感じ、もっというとアクセスする場所のちがいといいますか。
自分がリーディングするとき、たとえば感情的なこと、過去、霊的なこと、高次、というように、それぞれ見方が変わります、というか、自分を観察してたら、変えていることに気づいたんですが、そりゃそうだよな、と思いました。訪問先がちがうわけですもんね😊
それに、得意分野もあると思うので、1つのパターンだけでなく、やってみようと考えています。
今年はたぶん、12月もクラスは1回、あとはワークショップで終わるんじゃないかと思っています。
なにしろ、自分の移動期間中なので、今後、クラスもどうするかな、という感じで、また突発的に変わるのかもしれないのですが、
とりあえず、自分の状況にしたがってやっていきます。
というわけで、今回も長くなりましたが、
クラスやワークショップの詳細は、また後日お知らせしますね。
ほんと、あっという間に完全に秋。
ここちよい時間を、あとどれくらい自分に与えてあげられるでしょうか。
それではまた!
***『呼吸のクラス10月』の録画参加お申し込みはこちら
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(視聴期限は11/5までです)