旅の醍醐味と斎場御嶽。



あけましておめでとうございます!

ちょうど1月1日にそれまで滞在していた名護から那覇に移動、滞在先にチェックインしたあと、近所をぶらついていると面白い出会いがあり、早速コーヒーをご馳走になったりして2時間近くおしゃべり。そうそう、自分の旅ってまさにこういう感じ。


観光ももちろん楽しいんですけども、やっぱりひと、その土地の生活と関わらないと、どうも手持ち無沙汰になってしまって、だんだんつまらなくなってしまうのです、海外でも国内でも。


そういえばエジプトではそういう時間が全然取れなくて、ちょっとフラストレーションを感じてたんですよね。

実は一度だけ、夜、ひとりでホテルを抜け出してスーパーマーケットを探しに街へ出たのですが、通りを1本入っただけで客引きはまったくいなくて、誰もわたしのことなんかおかまいなし、あれはちょっと衝撃でした。


観光客が行きそうな場所がそもそもないのかもですが、スーパーでも特に何か言われることもなくほかのお客さんと変わらない対応だったし、結局観光だけだとそういうこともわからない。


まあ、特に興味がなければわざわざ体験しにいく必要もないんですけども、わたしにとってはいわゆるパワースポットや聖地や歴史的な価値のあるどこかや何かと同じく、もしかしたらそれ以上にわくわくしてしまうんです。


今回、那覇で出会ったひとの話は後日書くかもしれないし書かないかもなんですが、とりあえずおいておいて、きのう斎場御嶽に行ってきたのでその話を少し。



沖縄は20年以上ぶりで、そのときはとある仕事で離島に滞在していたため、本島は国際通りを2回歩いたくらいで知らないも同然、首里城も名護パイン園も行ったことがなく、当然斎場御嶽もはじめてでした。


御嶽や拝所はその離島で行ったことがあるのですが、もうかなりむかしだし、観光客など皆無、というかわざわざそうしたものを観にくるようなところではないので、もっと土着的というかその島の日常に存在していて、気軽に入れる感じではなかったです。


で、斎場御嶽。

那覇バスターミナルからのバスは外国人のグループなどもいてそこそこ混んでいて、ああやっぱりみんな興味あるんだな、と思っていたのですが、なんと3分の2以上があざまサンサンビーチで下車、外国人のひとたちも全員下車、こころの中でうっそ〜〜と思わずつぶやきましたね、なんなの何があるのよサンサンビーチ! 泳げるわけでもないこの季節、なんかわたしも行ってみたいけども。。


で、斎場御嶽。

これを読んでくださっている方ですでに行った方も、まさにこれから行く予定の方も、いつか行ってみたいと思っている方もいると思いますし、体験はひとそれぞれだし先入観をもって欲しくないなと思ってしまうのであんまりくわしく書かないですけど、最初のポイント、御嶽に入る前に禊をしたというウローカーという場所。

もしこれから行かれる予定の方、行くといいと思いました。


というのも、結構足場のよくない道を下っていくせいか、ここはいいや、と素通りしていくひとがわりと多かったんです。




水の中にはイモリらしいのですが黒い彼らがたくさん泳いでいました。



さて、斎場御嶽のメイン・ヴィジュアルともいえる、くっついた岩の間に向こうが見えるやつ。

あの画像はググれば何万と出てくるでしょうし、わたしのより全然うまく撮れてるもののほうがむしろ多いはず。

そしてたくさんひとがあそこに集中していたせいもあるかもですが、わたし自身は別の場所のほうにシンパシーがあったので、そっちを載せましょうね(ウチナー口、特にこれ大好き)。



前にもちょっと書きましたけど、なんとなくこういった場所では、ここで誰がどうしたとか何があった、みたいなことを自ら積極的にアクセスする気にならないので、そのときに感じること、起こってくる何かに開いているようにしていたのですが、ここでちょっとしたこと、でもわたしにとっては大きなことがありました。

御嶽の場所ごとに祈ったあること、そのこたえをこの場所で受け取った、というか体感したんです。


たぶん、ここでそのこたえを得るにはどうしたらいいかといった聞き方、言葉を介した理解だったらある意味知識のようなものとしてしか受け取れなかったかもしれない、けれど、ただそのときの感覚にしたがって動いてみた、立ってみた、屈んでみた、そんな単純な動き、数十センチ位置を変えただけでまったく別の体験があるということ、ほんとにこれは言葉などでは到底理解しきれないことです、というか、言葉で説明としてそれを聞き、頭で理解しその通りに動いたとしても、きっとあの体感は起こらなかっただろうな、と。


よろこびとともに涙があふれ魂が震えるような、というよりも、すべてがすとん、とおさまるところにおさまるというかよくいうパズルのピースがぴたっとはまるというか、そのとき自分の口から思わず出たのは「すげー」でした^^



その後は、言葉でこたえを受け取ったり、自分の気づきや感覚、そのひとつひとつと向き合ったり、これからの自分に思いをめぐらせながら歩いていきました。




わたしの知っているのとは全然ちがったクワズイモ、ほんとに生きてる、という感覚。




久高島遥拝所。

いつか行ってみたいと漠然と思いながらも積極的に行く気にはならず、今回はじめて具体的に計画を立てようと思いました。そう遠くないうちに。




そんなわけで斎場御嶽、毎月は多いのかもだけど、日にちを決めたりして定期的に行きたいなと思ったりしてます。


そして沖縄、ほんといいです、最高。

今日、昼間は半袖で出かけたくらい暖かく夜は風がここちよかったので、このブログはさんぴん茶を飲みながらバルコニーで書きました。



沖縄のこと、また書きますね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。