ポジティブな過去生、ポジティブな未来生<前編>




先日、水星の逆行からふと思いついて書いてみた「楽しかった過去を思い出す」。

実はこれは、先月自分が体験したことからつながっているんです。


それは、ヒプノセラピーのセミナーに参加したときのこと。

最初、どの過去生に行きたいか決めてきたひとはいますか? と聞かれたのですが2名くらいで、ほかには具体的ではないけれど、もうつらいのはいいので、ポジティブな過去生がいいです、と言った方がいました。


それを聞いて、わたしは自分を癒す気満々だったので一瞬「え?」と思い、未来ならまだしもポジティブな過去生を体験する必要があるのだろうか、同時に、そういえばいままでポジティブな過去生というものにフォーカスすることがなかったことに気づいたんです。


ところが、あるクライアントの方の素晴らしい功績を残した過去生の話、そのときの知恵や方法を思い出すためのセッションの話などケーススタディを聞いていると、なんてすごいんだろうと思い、まだつらい過去生への思いも持ちつつ、ポジティブな過去生を体験することに同意したのでした。



わたしが体験したポジティブな自分の過去生の内容については、先入観や諸々の理由もさることながら、「わたし」にとってとても大切な経験なのでこの場では書きませんが、自分でもこんな過去生があったなんて! と、これがグループのセミナーではなかったら嗚咽をもらしていたくらい、 あとからあとから涙が溢れて止まらないほど感動的なものでした。


その涙は、たとえばつらいことや苦しさを乗り越える、というような、苦労して何かを獲得した感動とかそのがんばりを讃える、といったものではなく、ほんとうに自分が自由に生きていた過去、それを忘れていた自分、見ようとしていなかった(厳密には思い出せなかった、させてもらえなかった)自分に対しての想いで、それはポジティブはもちろん、自由、信頼といった “概念” 自体、抱くことのない生でした。


シェアリングの時間になって、組んだ方がちょうど「ポジティブな過去生が見たい」と提案されたご本人だったことがわかり、お礼を言うことができてほんとによかった。

その方がそんな提案をしてくれなかったらまったく別の体験になっていたはずで、それはそれでもちろん意義のあることだけれど(最初はそっちのつもりだったし)、少なくとも自分は、そのやり方ではいままでとあまり変わらなかっただろうと思う。

しかも、なぜ変わらないのかもわからないまま。。



正直なところ、ここ数年のあれこれ、ここ最近のあれこれ、そこにつながるあれこれ、そしてこの、自分を見続けるための時間を過ごすなかで、このことがわたしのひとつの大きな転換点になったと言ってもいい、というか、この体験から変化が起こってきたのは間違いないと感じています。


もちろん、ビッグ・バンのようなでかい何かがこの現実に起こったわけではないし(その過去生はそのくらいの衝撃がありましたが。それもいまの自分とくらべてそう感じるというだけ)、まったくいままでと違った自分になったわけでもない、いままでと違った、というより、本来の自分ってこうだったよね? 

と、ようやく戻っていく道が見えてきたという感じでしょうか、いままで掘り続けてきた場所じゃなく別の場所を疑いつつも掘ってみたら、あ、土の色が全然違う!あっちじゃなく自分、こっちだったんじゃね?? って。



と、今回は過去生の体験についてを書きましたが、過去生でなくてもだいじょうぶ。

自分のポジティブだった感情に、一度アクセスしてみたらどうでしょう。

特に、むかしはうまくいっていた、だんだん煮詰まっていった、気づいたら狭いところに迷い込んでいたみたいな方、その “うまくいっていた時間” を思い出してみてください。

そのときの自分のやり方、感覚、在り方を。


過去生って、なんかこの現実の時空間とくらべたらすごいもの、みたいな感じを受けるかもしれませんが、それ自体は取り立ててすごいものではないとわたしは感じています。

そのときの時代背景や規範、メインとなっているエネルギーの質がちがうこと、いまの自分とくらべてそうした環境や何より自分自身の姿がちがうこと、それが物理的に検証できないことからどこか神格化というか神話的なイメージでとらえてしまいがちですが、何をしていようとどうあろうと、特にストーリーそれ自体よりも、むしろそこで感じたことのほうがよほど重要なんですよね。


癒すべき過去生でいえば、そこで自分が決めた/決めざるを得なかったこと、受け入れた/受け入れざるを得なかった何かのほうこそが。


いまのこの肉体を通して経験してきた多くの時間も、とても素晴らしく愛しいものだと思うんです。

何より思い出しやすいですし、その体感もだいぶフレッシュですよね。

そう、近いところ、自分が覚えている、認識できているところをみるって実はすごく大事だということも、今回大きく感じたことでした。


と、この、早くももう2ヶ月になりますが自分の休み時間の中で、これはシェアしたい! ということのひとつをようやく書くことができました(笑)。


じゃあ、ポジティブなものだけ見てたらいいのか、未来生はどうなってるのか。

後半は、そのことについて書こうと思います。


というわけで、また☆